2013年10月9日水曜日

「野菜の王様」ケールを越える明日葉!!

青汁。

以前はバラエティー番組の罰ゲームなどに用いられ、
「不味い」の代名詞のように扱われていましたが、
最近は美味しく改良されたものが普及し、
一般家庭にも定着しつつありますね。

私もいくつかのメーカーを試してみましたが、
どれも抹茶のような味わいで、
豆乳で割ったりして楽しめました。

さて、青汁の原料といえば、
ケール、大麦若葉、明日葉が代表格ですが、
中でもケールは、栄養素の豊富さから
「野菜の王様」と呼ばれてきました。


ところが!!

最近、その王様よりも
明日葉の栄養素が上回っているということを知ったのです!

↓これは五訂増補日本食品標準成分表によるデータです。
各栄養素ごとに、含有量の多い方に色をつけてあります
・・明日葉とケールの成分比較 可食部100gあたり
項目単位ケール明日葉
エネルギーKcal2833
たんぱく質2.13.3
脂質0.40.1
炭水化物5.66.7
食物繊維3.75.6
カロテンμg2,9005,300
ビタミンB1mg0.060.1
ビタミンB2mg0.150.24
ビタミンB6mg0.160.16
ビタミンCmg8141
ビタミンEmg2.42.8
ビタミンKμg210500
葉酸μg120100
パントテン酸mg0.310.92
ナイアシンmg0.91.4
ナトリウムmg60
カリウムmg420540
カルシウムmg22065
マグネシウムmg4426
mg0.8
リンmg4565
亜鉛mg0.30.6
mg0.050.16
マンガンmg0.551.05
いかがでしょうか?
圧倒的に明日葉の勝利ですね!!

ただし、生の状態の可食部分100gあたりの比較なので、
青汁に加工されたときの栄養素となると、
各メーカーの製法によるところが大きくなりますが。。。

ここで「王の王」となった明日葉をよくご存知ない方の為に、
簡単にご紹介を・・・


明日葉画像


日本原産で、房総半島から紀伊半島伊豆諸島の太平洋岸に自生する。
別名八丈草(ハチジョウソウ)。明日草(あしたぐさ)。←ウィキペディア調べ


明日葉の名前は「夕べに葉を摘んでも明日には芽が出る」と言われる程、
強靭な生命力を持っていることから来ているそうです。


明日葉の効能

血液サラサラ・血圧調整・デトックス・癌抑制・糖尿病改善効果


明日葉の茎や根を折ると、その切り口からネバネバした黄色い液汁がにじみ出てきます。この黄色い液汁には、カルコンとクマリンという成分が含まれています。
カルコンは、明日葉(あしたば)特有の成分で、胃酸の出過ぎを抑えて調整する作用や強い抗菌作用、ガン抑制作用、血圧を下げる作用、血液をサラサラにして血行不良による老廃物の塊であるセルライトの排出・代謝を促進、血液の粘着や凝固を抑えて血栓ができるのを抑える作用があります。また、糖尿病の改善や、
白内障などの合併症の発症を防ぐ効果 が期待されています。内臓脂肪を減らすダイエット効果もあり!


アルツハイマー型痴呆症を予防


クマリンは、明日葉特有の成分ではなく、ホップや食用菊の花、
ガジュツ ( 紫ウコン ) などにも含まれていますが、
明日葉(あしたば)には特に豊富に含まれています。
クマリンは、アルツハイマー型痴呆症を予防する効果があると言われています。
また、クマリンにも抗菌作用があります。



「野菜の王様」ケールにも勝る豊富な栄養素


明日葉にはカリウムやカロテン、ビタミン B 群などの成分も豊富に含まれています。
ケールと比較しても、ビタミン群やミネラル類、食物繊維の含有量は抜きんでています。
また、植物としては良質のタンパク質を含有していることも明らかにされています。


この他、明日葉のメリットは苦みが少ない飲みやすい味!!
毎日続けるならば、やはり飲みさすさは重要ポイントですよね。

各社から様々な青汁が出回っていますが、
選ぶときは、原料の産地、加工法(国内かどうか)、
無農薬、有機JAS認定を受けた野菜かどうか
などに注意して選ぶのが良いそうです。


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