よもぎは日本全国に自生しているキク科の植物で、別名モチグサ(餅草)とも呼ばれています。
よもぎには、良質なクロロフィル(葉緑素)やビタミン・ミネラル、
食物繊維が豊富に含まれており、沢山の優れた効能があります。
別名『ハーブの女王』と呼ばれるほど、その効能は絶大で、
飲んで良し、付けて良し、浸かって良し、嗅いで良し、燃やして良しの五拍子揃った薬草で、
『病を艾(止)める』という意味から、漢方名では艾葉(ガイヨウ)と呼ばれ、
その効能や栄養価の高さから、万能薬とも言われる程です。
数えきれない程沢山の効能があるため、
今回は、その中から代表的な効能をご紹介したいと思います。
蒸す:よもぎ蒸し=専用の椅子の下で
よもぎとハーブをブレンドしたものを煎じて、
その蒸気を浴びることで様々な効果が得られるという健康法
婦人科系
不妊症
女性の子宮、卵巣の老廃物を排出するので、子宮内膜症なども症状が緩和されます。また女性は子宮・卵巣の血行不良から代謝が悪く冷えている事が多いので、老廃物を取ることで、冷えが無くなり生理痛や生理不順が改善されます。
産後の引き締め
昔より産後の肥立ちを良くするため使用されていたのがよもぎです。子宮および膣を収縮させ、卵巣の機能を元に戻す手助けをしてくれます。
妊娠の体重維持
クロロフィルには血中コレステロール値を下げてくれる効果もあり、不足しがちな栄養素(ビタミン・ミネラル・鉄分など)もたっぷり含みます。冷え・むくみも解消してくれます。更年期障害
よもぎに含まれる香り成分であるシオネールが脳神経を鎮静化し睡眠を促す効果。いらいらした状態からゆったりとした状態に気持ちを落ち着けます。
子宮筋腫・ガン
よもぎに含まれるクロロフィルは食物繊維の5000分の1と言う非常小さい微粒子です。このクロロフィルが体内の有害化学物質:ダイオキシン、PCB、残留農薬などを取り除きます。子宮内膜症
子宮や卵巣の老廃物を排出することで、内膜症の症状が緩和されます。生理痛・生理不順
よもぎに含まれるシオネールは、血液の流れを良くし血行を促進してくれます。子宮を温めてくれるので痛みの緩和が期待できます。
ホルモン調整作用・冷え性改善効果
ホルモン又は自律神経系に何らかの障害が起こると末梢血管が収縮し、血流を阻害することによって冷え性を発症すると言われています。また、お腹が冷えると、全身の血液を内臓に集め内臓を守ろうとします。その為に手足の冷えが起きると言われています。天然のプロゲステロンを体に吸収させることによって、ホルモン調整作用や血液循環を改善する働きがあると言われています。
骨盤・子宮周りを温めるよもぎ蒸し湯たんぽ
よもぎホットシート
飲む:よもぎ茶など
腸のデトックス効果
食物繊維はほうれん草の10倍近くあり、
特によもぎに含まれるクロロフィルと言う成分は食物繊維の5000分の1の大きさで、小腸絨毛の奥に蓄積したダイオキシン、残留農薬、有害金属(水銀、鉛)を取り除いてくれる働きがあります。
発癌抑制・コレステロール低下効果
また、発ガン抑制因子を増加させ、がん細胞やウイルスを阻止したり、食物繊維との相乗効果で血中コレステロールを低下させる働きがあります。
血液サラサラ効果
浄血作用で血液をサラサラにするので、アレルギーや高血圧にも有効で、よもぎに豊富に含まれる食物繊維との相乗効果で血中コレステロールを低下させる効果も期待できます。
付ける
傷の殺菌作用やアトピー改善効果
さらに、肌に付ける事によって、切り傷やアトピーなどの改善に昔から使用されてきました。これは、フラボノイドやピネンという抗菌作用・抗炎症作用のある物質による効果だと言われています。
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