2014年1月9日木曜日

就寝前のブルーライトは太る!?

寝る前にパソコンやスマホでメールチェックをしていると、

「太りやすくなる」

こんな恐ろしい研究結果が報告されたらしいです。


ニューヨークのレンセラー工科大学の照明研究センターの研究によれば、
就寝前にバックライトの液晶画面を見続けていると、
睡眠や体内時計を司るメラトニンというホルモンの分泌が
大幅に抑えられてしまうことがわかりました。
メラトニンは本来夜間は活発に分泌され、
朝の光が目から入ると分泌はストップされます。
そしてストップしてから1416時間ほどで再び分泌されて
眠くなるというサイクルがくり返されていて、
これによって体内時計はリズムを刻んでいます。



同センターの研究では、就寝前に60分間スマホやタブレット端末で
インターネットやゲームをした人は日光を60分間浴びたのと同じように
メラトニン分泌が抑えられることもわかりました。
つまり、パソコンの液晶画面やスマホから発せられるブルーライトが
夜になっても目から入り、脳は昼と勘違いして
「覚醒モード」を続けてしまうのです。




そのため、メラトニン分泌が乱れ、
体内時計のリズムも狂いやすくなるというわけです。


では、体内時計が狂うとどうなるのでしょうか? 

睡眠に影響が出るだけでなく、メタボリックシンドロームや
がんのリスクも高まることがわかってきました。
オハイオ州立大学のグループが、
昼明るく夜暗い環境で過ごしたマウスと、
夜も光を浴びて過ごしたマウスの体重増加を
8週間にわたって調査した研究によれば、
夜明るい環境で過ごしたマウスは、
8週間後の体重増加率は50%も高いという結果でした。

人間も同様に、夜明るい環境で過ごすと体内時計が狂い、
体重増加に影響する可能性が指摘されています。

さらに、夜に明るい環境で過ごすと
がんになりやすいという研究結果も報告されています。
タイムシフトワーカー(飛行機の乗務員や、看護師など)は、
肥満やがん、心筋梗塞、うつなどの
病気になりやすいという調査報告もあります。



健康のために夜のパソコンやスマホは早めに終了させて、

就寝前はブルーライトから離れるように心がけたいものです。


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