我が家も習慣的に飾っていますが、
この鏡餅の意味ってご存知ですか?
歴史をひも解いてみると、
神様と人を仲介するものとされていて、
1年間の幸せを願って神前に捧げた餅を、
分け合って食べる事で、
神様からの祝福を受けようという信仰の名残りだそうですよ。
ちなみになぜ「鏡餅」と呼ぶようになったかというと、
丸い形が銅鏡に似ていることから。
鏡は天皇家に代々伝わる「三種の神器」の一つでもあり、
古来から神様が宿る神聖な存在として扱われてきたことは、
広く知られていますよね。
天辺にミカンが載せてあることが多く見られますが、
これには「橙色」から、子孫が「代々」栄えるようにという願いが
込められているらしいです。
また裏白のシダの葉は、古い葉と新しい葉が一緒に成長する特徴から、
末長い繁栄を意味しているとか。
そして、鏡餅を食べる「鏡開き」。
昨年の無事を感謝しながら、
今年1年の健康と幸せを願って、
神様に供えた鏡餅をお下がりとして頂く儀式。
神様の力が宿った鏡餅を頂く事で、
その力を授けてもらう意味があるそう。
なので、鏡餅は飾るだけではなく、
食べてこそ意味があるということなのですね!!
下げる日は地域によって違いがあるようですが、
一般的には1月11日とされています。
鏡開きは、元々武家から始まった行事らしく、
切腹を連想する刀(包丁)を使うのは、縁起が悪いと言われています。
木槌などで叩くのが良いとされますが、
実際叩いてもなかなか割れないのが現実。。。
そんな時は、半日ほど水に漬けて、レンジでやわらかくしてから
手でちぎるという方法も。
お雑煮やお汁粉、片栗粉をまぶして揚げるなど、
様々な楽しみ方がありますが、
さて、今年は何にしようかな?
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