2014年1月19日日曜日

たかが「冷え」に潜む多くの危険

手足がいつも冷たい
人より厚着しているのに寒い
靴下を履いているのに足元が冷えて寝付けない

そんな悩みを抱えている方、結構いるのではないでしょうか?

体質だから、たかが「冷え」だから・・・と軽く考えがちですが、
東洋医学では、「冷え」は「血の滞り」を意味し、
「万病の元」と言われています。
血流が少なく、血液が冷たい状態なのです。

理想的な体温は36.5℃と言われていますが、
近年35℃代の人が増えているそうです。

低体温になると・・・

全身の細胞機能が低下
代謝が落ち、太りやすい体になる。

血流が滞って酸素や栄養素が行き届かなくなる
頭痛、生理痛、便秘、不眠、うつ病、肌荒れなど、
 様々な不調をきたしてしまう

免疫細胞や酵素の働きも弱くなる
風邪をひきやすくなるばかりか、
 35℃代は癌細胞が最も増殖する温度と言われています。






















内臓の温度が1℃下がると基礎代謝は12~15%低下します。
成人女性の基礎代謝1200kcalの15%は180kcal。
これはだいたいおにぎり1個分に相当します。
これが毎日体にたまると1カ月で0.6Kg太ることに!!

また、冷えると自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になってしまうため、
心身ともに緊張状態になり、睡眠の質も悪化すると言われています。
















冷え対策には―――
①おなかを温める
お腹が冷えていると、体は内臓を守ろうとして血液をおなかに集めようとするため、
手足の血流がセーブされます。手足まで血流を良くするためには、まずお腹を温めましょう!

②首を温める
首を温めると、手の血流に関係する動静脈吻合が開き、血流が良くなるのです。

③ふくらはぎを温める
足が冷える人はよく靴下の重ね履きをしますが、足先に冷たい血液しか届いていないと、
なかなか効果がでません。
締め付けが強いと血流が悪くなり、また足裏にかいた汗が冷えたりと逆効果になることもあります。
最も大きい大腿筋によって温度が保たれている太ももから流れた血液が冷やされてしまうポイントがふくらはぎ!
ふくらはぎを温めて、血液が冷やされることを防いであげれば、足先まで温かい血液を届けることがポイントなのです。


↓ブログランキングに参加しています。クリックお願いします(*^_^*)
にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ
にほんブログ村




0 件のコメント:

コメントを投稿