2013年12月7日土曜日

恐ろしい・・・「病みつき」になるジャンクフードの仕掛け


体に良くないと分かっていても、なぜか食べたくなるジャンクフード。
本来なら、体が欲するはずのないものなのに、なぜ病みつきになってしまうのか??
この謎に関して、先日msnで興味深い記事が載せられていたので、ご紹介したいと思います。

Steven Witherly
彼は病みつきになりやすい食べ物がある理由について、研究を重ねてきた食品科学者。
これからご紹介する科学的な説明の多くは、
Witherly氏の論文から引用したものです。
 
Witherly氏によれば、私たちが美味しい食べ物を口にした時、
その体験を快いものにする要素が2つ。


   「物を食べる時の感覚」
味、香り、口にした時の感触など。
中でも、口にした時の感触は「口腔感覚」と呼ばれ、
食品会社は、もっとも満足度の高い歯ごたえを見つけるために何億ドルもの巨費を費やします。


   「食品に含まれるタンパク質や脂肪、炭水化物の割合」
ジャンクフードをつくる食品メーカー各社は、脳を刺激し、
何度でも繰り返し食べたくなるような、塩、砂糖、脂肪の完璧な組み合わせを追求しています。

 



この2つの要素を研究し尽くし、科学による「食物渇望」を作り出した結晶が、
まさに「ジャンクフード」と言えます。
さて、「病みつき」を引き起こす脳科学とは???



ダイナミック・コントラスト=1つの食べ物に異なる感覚を組み合わせて持たせる。

Witherly氏の言葉を借りれば、ダイナミック・コントラストを備えた食べ物は、
「外側にカリッとした歯触りの部分があり、その下に、
味を感じさせる成分がたっぷり含まれた、柔らかい、あるいはクリーミーな物が入っています。
は、こういう物をかじると、珍しくて刺激的だと感じるのです」
 


唾液分泌反応

唾液を多く分泌させる食べ物ほど、口の中に広がって味覚を刺激します。
例えば、バター、チョコレート、サラダドレッシング、アイスクリーム、マヨネーズといった乳化食品や、ソース、シロップは、唾液分泌反応を促し、味覚を心地よく刺激してくれます。
唾液の分泌を促す食べ物は脳を喜ばせ、こうした作用を起こさない食べ物よりも美味しく感じられるわけです。
 


口の中で「とろける」食べ物と、「消えるカロリー密度」

素早く溶ける、もしくは「口の中でとろける」食べ物は、
「実際よりも食べている量が少ない」と脳に伝えます
言い換えると、こうした食べ物は、相当のカロリーを摂ったとしても、
脳に対して「まだ満腹ではない」と伝えるのです。
結果として、あなたは食べ過ぎてしまうわけです。
Witherly氏は「消えるカロリー密度」について以下のように説明しています。
「もし何かがさっと溶けると、
あなたの脳はその中にカロリーが含まれていないと錯覚してしまい...
あなたは、いつまでも食べ続けられるのです


感覚特有の反応

脳は変化を好みます。同じ味を繰り返し体験していると、
その食べ物から得られる喜びが徐々に失われていきます。
この現象は、わずか1分で起きることもあります。
ですがジャンクフードは、この感覚特有の反応を防ぐようにできています。

 


これらのポイントを網羅し、見事に脳を虜にされてしまうと、
「ジャンクフード依存」になってしまう訳ですね!
恐るべし食品科学・・・
さてジャンクフードへの依存を断ち切るには―――


幸いなことに、Witherly氏の研究報告から、

ジャンクフードを食べる量が少なければ、依存度も低くなることがわかっています。
依存度の高い場合でも、徐々に健康的な食事を摂るようにすれば、
徐々にジャンクフードへの欲求が減少してきます。



ジャンクフードを毎日食べないといられない。
そんな方は食品メーカーによって、すっかり脳を支配されているかも??
日々の食事が、私たちの体を作っています。
食習慣の歪みは40を過ぎると必ずなんらかの形で現れます。
特にベビ待ちのママは要注意!!
赤ちゃんの体にも影響します。

お菓子を果物に替えるなど、対策を。

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